ISBN:4277661416 単行本(ソフトカバー) 平松 洋子 雄鶏社 2000/01 ¥1,260

先日、とってもおいしいタイ料理屋さんに行った。
ドアを開けるとむわん、と生あたたかくて甘ったるいような
懐かしいタイの香りがして、思わずうう、興奮。
それにタイ人の奥さんが作るお料理はどれもとってもおいしくて、
在日タイ人の皆さんが集まるのもうなずけたのでした。

ところで、そのおいしい料理を一緒に食べていた友達gomaちゃんに
「タイ料理のベースって何なのだろう?」と聞かれて、
あたし、タイ行ったことあるし屋台大好きなのに、作り方知らない…
とショックを受け、本棚から取りあえず引っぱりだしてきたのがこの本。

旅好きのフードジャーナリスト・平松洋子さんの、
家庭で作れるアジア料理の本なのだけど、
アジア各国の味にまつわるエッセイも書かれていて、気がつけば、
作り方より、平松さんの文章の発する旅の匂いにすっかりハマっていたのでした。あらら。やっぱり食べるの専門。
メコンのそばでひとり、熱帯の空気が川の流れと同じ速度で流れる中、
食堂で食べたグリーンカレー。懐かしい。

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