DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/04/02 ¥4,179 1988年、平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は何者かに誘拐、監禁され、何と15年もの歳月を経て突然解放された。なぜこのような仕打ちを受けたのか真相を突き止め復讐すべく、すぐさま彼は行動に移すのだが…。 日本のコミック(土屋ガロン&嶺岸信明)を原作に『JSA』のパク・チャヌク監督が手がけ、2004年度カンヌ国際グランプリ受賞。
そこまで韓国映画に詳しいわけではないが、
新しい流れを持つ韓国映画だなというのが私の感想。
分かりやすいメロドラマでもなく、熱い人情ものでもなく…
サブカルっぽい雰囲気をぷんぷん臭わせているのは、
日本のマンガが原作のせいか、はたまた監督の感性か。
あのオタッキー・タランティーノも絶賛したというのもわかる。
最後の展開にはなかなかびっくりするものがある。
「家族」「絆」「愛」みたいなものが絡んだ結末なのが
「韓国らしい」と思った唯一の点だろうか…
ハリウッド版主役はジョニデかブラピ?って噂だけど、
そうすると「セブン」みたいな感じになるのかな。
そこまで韓国映画に詳しいわけではないが、
新しい流れを持つ韓国映画だなというのが私の感想。
分かりやすいメロドラマでもなく、熱い人情ものでもなく…
サブカルっぽい雰囲気をぷんぷん臭わせているのは、
日本のマンガが原作のせいか、はたまた監督の感性か。
あのオタッキー・タランティーノも絶賛したというのもわかる。
最後の展開にはなかなかびっくりするものがある。
「家族」「絆」「愛」みたいなものが絡んだ結末なのが
「韓国らしい」と思った唯一の点だろうか…
ハリウッド版主役はジョニデかブラピ?って噂だけど、
そうすると「セブン」みたいな感じになるのかな。
Shall We Dance ? (リチャード・ギア主演)
2005年5月17日 映画
ワタクシ、日本版のshall we ダンス?が好きなので、
イメージを壊されたくないなあ…と思っていたのだが。
ここまで日本版に忠実だとは… びっくり。
ストーリーやキャラクター設定までほぼ一緒なのだ。
あの竹中直人がカツラをいじられる名シーンまでいっしょ!
違うところと言えば、 やはり日本版の方がキャラクターが憂いを帯びていること。
リチャード・ギアもJ.LOも、役所広司・草刈民代のあそこまで繊細な感じはない。
やっぱりアメリカン・キャラクターなのだ。
竹中直人&渡辺えり子のキャラの強烈さも、日本版の方が勝ち。
(ちょっと日本ビイキ過ぎ?)
日米夫婦関係の違いなども見られるし、比べながら見るのも面白いだろう。
イメージを壊されたくないなあ…と思っていたのだが。
ここまで日本版に忠実だとは… びっくり。
ストーリーやキャラクター設定までほぼ一緒なのだ。
あの竹中直人がカツラをいじられる名シーンまでいっしょ!
違うところと言えば、 やはり日本版の方がキャラクターが憂いを帯びていること。
リチャード・ギアもJ.LOも、役所広司・草刈民代のあそこまで繊細な感じはない。
やっぱりアメリカン・キャラクターなのだ。
竹中直人&渡辺えり子のキャラの強烈さも、日本版の方が勝ち。
(ちょっと日本ビイキ過ぎ?)
日米夫婦関係の違いなども見られるし、比べながら見るのも面白いだろう。
ライフ・イズ・ビューティフル
2005年4月26日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2002/02/22 ¥3,990
あまりにも有名な映画なのに「いつか見るだろう」と今まで見ていなかった。
感動ものとして必ずビデオ屋のランキングにも挙がっているのだが…
どうも賛否両論あるのが気になっていたのだ。
場所はイタリア、時は第2次世界大戦のころ。
主人公のユダヤ人・グイドをめぐる物語。
このグイドがすごい。チャップリン的ハチャメチャ怪行動&オバカ発言は、
フツーの日本人にするとちょっと「精神的にヤバい…?」
と思われるぐらいおかしいのだ。イタリア男ってこうなのか…?笑えるのだけど。
しかしそのグイドも、やがて時代の波に飲まれていく。
ユダヤ人狩りで、幼い息子とともに収容所に連れていかれるのだが、
そこでも息子のために明るい嘘をつき続ける…
というちょっと悲しいストーリー。
嘘も方便、人を幸せにする究極の嘘を見た気がした。
あまりにも有名な映画なのに「いつか見るだろう」と今まで見ていなかった。
感動ものとして必ずビデオ屋のランキングにも挙がっているのだが…
どうも賛否両論あるのが気になっていたのだ。
場所はイタリア、時は第2次世界大戦のころ。
主人公のユダヤ人・グイドをめぐる物語。
このグイドがすごい。チャップリン的ハチャメチャ怪行動&オバカ発言は、
フツーの日本人にするとちょっと「精神的にヤバい…?」
と思われるぐらいおかしいのだ。イタリア男ってこうなのか…?笑えるのだけど。
しかしそのグイドも、やがて時代の波に飲まれていく。
ユダヤ人狩りで、幼い息子とともに収容所に連れていかれるのだが、
そこでも息子のために明るい嘘をつき続ける…
というちょっと悲しいストーリー。
嘘も方便、人を幸せにする究極の嘘を見た気がした。
DVD 東映 2004/07/21 ¥5,460 現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことをいっさい語ろうとしなかった…。 横山秀夫の同名ベストセラー小説の映画化。
昨日テレビでやっていたのを見た。
アルツハイマー病を患った妻を殺してしまった現役警察官を中心に、事件をとりまく人たちの生き方と心の動きをとらえていく。
どうしても守りたい人がある、と犯罪の真相を明かそうとしない犯人。
警察の保身のために調書ねつ造を命じられ、己と葛藤する刑事。
真摯な生き方を追い求めるがゆえ、自分のあり方に疑問を感じる検事。
真実を求めつつも、自分の行動に疑問を感じる記者。
名声を得ようとするが人のよさが邪魔し、要領よくなりきれない弁護士。
アルツハイマーの父親を思い出し、本当の人の幸せとは何か自身に問う裁判官…。
などなど、事件のストーリー・真相よりも、
それぞれの思いが交錯する模様に興味がわいた。
登場人物の中に、自分と似た心を持った人が見つかるかもしれない。
それと、俳優陣がすごい。寺尾聰・柴田恭平・伊原剛・鶴田真由・
國村隼・吉岡秀隆など、渋すぎる演技派ばかりなのだ。
特に、裁判のシーンの樹木希林が圧巻。
昨日テレビでやっていたのを見た。
アルツハイマー病を患った妻を殺してしまった現役警察官を中心に、事件をとりまく人たちの生き方と心の動きをとらえていく。
どうしても守りたい人がある、と犯罪の真相を明かそうとしない犯人。
警察の保身のために調書ねつ造を命じられ、己と葛藤する刑事。
真摯な生き方を追い求めるがゆえ、自分のあり方に疑問を感じる検事。
真実を求めつつも、自分の行動に疑問を感じる記者。
名声を得ようとするが人のよさが邪魔し、要領よくなりきれない弁護士。
アルツハイマーの父親を思い出し、本当の人の幸せとは何か自身に問う裁判官…。
などなど、事件のストーリー・真相よりも、
それぞれの思いが交錯する模様に興味がわいた。
登場人物の中に、自分と似た心を持った人が見つかるかもしれない。
それと、俳優陣がすごい。寺尾聰・柴田恭平・伊原剛・鶴田真由・
國村隼・吉岡秀隆など、渋すぎる演技派ばかりなのだ。
特に、裁判のシーンの樹木希林が圧巻。
DVD パンド 2003/11/07 ¥4,935
文革時代、街に暮らすマーとルオは、反革分子の子として
「再教育」のため、揚子江周辺の山村に送り込まれる。
文字も読めず、文明について無知な村の人たちに囲まれながら、
重労働に従事させられる毎日。
そんな中、楽しみと言えば、村の一番の美女「お針子」に、
禁書である外国小説を読み聞かせ、彼女を無知から救うこと。
二人の青年は「お針子」を愛するが、
彼らによって新しい世界・自由を知ってしまった「お針子」は、
山村から「自分を試すために」街へと出ていくのだった…
…というロマンチックなストーリー。
最近の中国映画だけあって、おしゃれ感ただよう雰囲気である。
マ−役のリウ・イエがとてもいい。
文革時代、街に暮らすマーとルオは、反革分子の子として
「再教育」のため、揚子江周辺の山村に送り込まれる。
文字も読めず、文明について無知な村の人たちに囲まれながら、
重労働に従事させられる毎日。
そんな中、楽しみと言えば、村の一番の美女「お針子」に、
禁書である外国小説を読み聞かせ、彼女を無知から救うこと。
二人の青年は「お針子」を愛するが、
彼らによって新しい世界・自由を知ってしまった「お針子」は、
山村から「自分を試すために」街へと出ていくのだった…
…というロマンチックなストーリー。
最近の中国映画だけあって、おしゃれ感ただよう雰囲気である。
マ−役のリウ・イエがとてもいい。
DVD ポニーキャニオン 2005/03/02 ¥2,625
昨日テレビでやっていたので見てみた。
韓国史上最大の観客動員数を記録したということで、
前から少し気になっていた映画だ。
70年代から90年代にかけての韓国の動乱期を生きた
幼馴染みの四人が、それぞれの道を歩んでいくというストーリー。
互いに争う関係になっても心の底では「お前はチングだ」と
友情を持ち続けている…
そんなところに、日本の「仁義」にも通じる、
韓国人の恨(日本でいう情)を感じた。
この舞台がソウルではなく釜山であるところもポイント。
これといった観光地もない港町だけど、
ノスタルジックでざらついた哀愁を醸し出すには
最高の土地だったんじゃないかと思う。
ユ・オソンが最高にかっこよかった。
昨日テレビでやっていたので見てみた。
韓国史上最大の観客動員数を記録したということで、
前から少し気になっていた映画だ。
70年代から90年代にかけての韓国の動乱期を生きた
幼馴染みの四人が、それぞれの道を歩んでいくというストーリー。
互いに争う関係になっても心の底では「お前はチングだ」と
友情を持ち続けている…
そんなところに、日本の「仁義」にも通じる、
韓国人の恨(日本でいう情)を感じた。
この舞台がソウルではなく釜山であるところもポイント。
これといった観光地もない港町だけど、
ノスタルジックでざらついた哀愁を醸し出すには
最高の土地だったんじゃないかと思う。
ユ・オソンが最高にかっこよかった。