ISBN:4093797218 単行本 田沢 拓也 小学館 2004/11 ¥1,470

相方が会社を辞めた。
私は会社を辞めた経験がないのでわからないが、
とってもパワーがいることような気がする。
やめた人たちに聞くと「本当に納得して辞めた時は、全然後腐れがない」というが。

ところで今の若者世代が会社を辞めるのと、団塊の世代が会社を辞めるのでは、
全然意味合いが違うのではないかと思う。
フリーターも転職も当たり前の世代と、年功序列・終身雇用が当たり前の世代。
「働く」ことに対する心構えが最初から違う気がする。

この本では基本的に、第2の人生を送るべく会社を辞めた
団塊世代のサラリーマンのインタビューを掲載している。
わりとみなさん、安全策をとっていらっしゃる。
「子どもも成人して、退職金もあるから、イッチョ事業でもやるか」みたいな。
安全パイを持った人たちの冒険は、あまり歯切れのいいものでなかった。
それと、もう少し一人一人の人を掘り下げてほしかったし、もっといろんな世代のことが知りたかった。

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